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一般人とトップアスリートの差とは?

 

人間の身体というのは、一般の人もアスリートも物体として見ると個人個人で差はありません。

 

もっと細かく言うと、

骨格筋 400個
平滑筋・心筋 200個
骨 200~206個

という感じに物質的には、人間は平等にその構造は一律です。

 

 

とはいっても、勿論骨格の長さや大きさ、筋肉の量や質は一般人とアスリートでは違いが出てきます。

 

 

しかし、これらはある程度トレーニングで、その差を埋める事は可能です。

 

 

骨格に関しては、トレーニングで補う事はできませんが、大きい人間が全てに勝るわけでもありませんし、小さいに人間が全てに劣るわけでは無いという事は、既に承知の事かと思います。

 

それぞれの大きさに合わせて、メリット・デメリットはあるわけで、ここが一般人とアスリートの大きな違いを生む事はありません。

 

 

根本的な問題は身体機能の細分化

 

人間のパフォーマンスの優劣をつける時に重要なのは、筋肉や骨格以外に、もっと根本的な所を考察しなければなりません。

 

それは、

「身体が機能しているのかどうか?」

ということです。

 

一般人とアスリートの差を比べる時に、一番見落としてはいけないのは、身体が機能している部分が多いか少ないか?という所になります。

 

もう少し詳しく言うと、

身体が機能しているのかどうか?

というのは、

機能の細分化がされているか?

という事になります。

 

 

どんな人間も、骨や筋肉は同じ数だけあります。
しかし、それらが一つ一つきちんと機能しているのか?というと、そうとも限りません。
これが、一般人とアスリートの差を生み出しています。

 

一般の人達は、筋肉が骨格化されてしまっているかのように、その機能を使いきれていません。

 

 

筋肉や骨格、それぞれの特性をきちんと活かす事がハイパフォーマンスの発揮には必要になってきます。

 

 

当たり前の機能構造ができていない人が、世の中にはたくさんいます。
あなたは大丈夫でしょうか?

 

 

 

ランニング時に必要な上半身の機能分化とは?

 

では、ランニングをする時にはどのような機能の分化を実現すれば良いのでしょうか?
一般の人は、上半身を「一つの固まり」と捉えています。(胴体に頭・腕・足が付随しているイメージ)

 

 

しかし、アスリートの上半身の機能は一つの固まりでななく、「二分割」されていると言われています。

 

ハイパフォーマンスを実現する上半身の捉え方

 

上半身を「二分割」するというのは、どういうことか?
一般の人は、胴体を一つの物体と捉えていますが、アスリート達は無意識の内に2つに分け、それぞれを使い分けて「機能の分化」を計っています。

 

 

具体的には、ランニング時にはアクセル筋になり、足を引き上げる為に使う大腰筋があります。

 

その起始部、おおよそ鳩尾の部分を軸に、上半身を上下に二つに使い分けをします。
この上下に分けた胴体の、上部を「肩包体」。下部を「肋体」と言います。

 

解剖学的には、

肩包体 = 肩関節、肩甲骨、鎖骨
肋体 = 肋骨部分

となります。

 

 

胴体の分化が効率の良い腕振りを生む

 

ランニング時の上半身の役割として、「腕振り」という動作があります。
よく、「もっと腕を振りなさい」なんて言われた事があるかもしれません。
しかしながら、腕を振ったところでランニングのパフォーマンスが著しく向上した人なんかいませんよね?

 

大事なのは、腕を振ることではなく「肩包体」を振る動作なのです。
試しに、椅子に座りながら腕を振ってみて下さい。その後に肩包体を振ってみて下さい。
下半身や身体本体へ生みだす推進力は、どちらが上か分ると思います。

 

 

大事なのは機能の分化

 

このように、ランニング時には上半身を「肩包体・肋体」と二つに捉える事が重要になってきます。

 

二つに捉えるという事は、それぞれの固まってしまっている機能を分化しなくてはいけません。

 

その為のトレーニングとして下記のようなものがあります。

 

【大腰筋 T-レフストレッチ(セルフ)】

目的:大腰筋の機能性向上

① 同側股関節内転・内線
※クワドの力み、ストレッチの制御

② 指で鳩尾のクロスポイントを押す
※ 触診ポイントは剣上突起3指下

③ 反対側に向かって体幹部を回旋
※ 肩の力みの制御、深く回旋、胸は張らずに鳩尾を抜く

 

 

【胸セパレート】

目的:肩包体と肋体の分化運動

① 両手を胸の前(鳩尾部分)で重ね横軸を作る

② 頭は制御し、肩包体部のみを回旋
※ 背中は丸めない

 

どちらも、JRTAのセミナー内でご紹介しているものになります。

 

一度、これらをランニングのトレーニングに、取り入れてみて下さい。

劇的に、ランニングパフォーマンスが上がってくると思います。

 

 

JRTA 三浦

 

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