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表面だけのフォーム修正

 

スポーツの指導現場でよく行うものの一つに動作分析があります。

ランニングの場合は、ランニングフォームの考察・改善・指導がこれにあたります。

 

ランニングにおいて、パフォーマンスの向上ランナー障害等のケガの誘発を防ぐ為には、このフォーム修正指導がとても重要な役割を果たします。

 

あなたは、どのようにランニングフォームの修正指導を行いますか?

 

書籍や指導の現場で、よく目にしたり耳にしたりするのが、
「腕をもっと振って」
「スライドをもっと大きく」
「背中を真っすぐに」
「体幹部を意識して」
etc

といったところだと思います。

 

しかしながら、これって本当にランニングフォームの修正になっているのでしょうか?

 

フォームの修正なので、目的はランニングパフォーマンスの向上になります。

これらの指導が、本当にパフォーマンスの向上に繋がっているのか?と考えると少し疑問が残ります。

 

動作分析の本質とは?

 

僕らのようなトレーナーの仕事は、クライアントのパフォーマンスを向上させてなんぼの世界です。
前述のように表面的に動作を改善しても、あまり意味はありません。

 

僕達、人の身体に携わる仕事をしている人間はもっと掘り下げた指導をしなくてはいけません。

 

例えば、
・なぜ、腕を振れていないのか?
・なぜ、スライドが狭くなってしまうのか?
・なぜ、背中が丸くなってしまうのか?
・なぜ、体幹を上手く使えていないのか?

 

問題となりうる根本を探っていかなくては、本当の意味での動作分析、修正にはなりません。

 

動作分析における問題点を見極める方法

 

ランニングフォームの修正も、あらゆるスポーツ競技の動作修正においても、フォームや動作になんらかの不具合が発生している場合、それは筋肉や骨格の機能不全や可動不全(ブロッキング)が原因になっていることが大半です。

 

それらを、改善させるためのトレーニング・ワーク・筋骨格調整手技 等を提供するのが僕達の役割です。

 

決して、”口だけで”ここを修正しなさいと言いっぱなしではいけません。

 

 

ですので、動作分析の際は動きに問題があるその部分だけを見つけ出すのではなく、その問題を引き出している原因を探し出す事が本当の意味での動作分析になります。

 

3つの視点から動作分析を行う

 

動作分析をする際に重要なのは、3つの観点を持つ事です。

 

それは、人間の動作階層である、
①一次姿勢(立位の状態)
②二次姿勢(歩行時)
③三次姿勢(その競技の専門的な動き)
となります。

 

対象となる相手が、どの段階で動作不良を起こしているのか?

 

これらを順に考察していくと、その対象相手の身体の使い方の悪い癖や、身体のバランスの悪さ、機能不全を起こしている部位や原因を探ることができます。

 

また、どの段階でその問題が発生するのかを見極められると、より効果的な改善方法が見つかります。

 

この一次〜三次の姿勢階層を見る時の注意点としては、一つの姿勢に注力し過ぎない事です。
できるだけフラットな視野をもつ事で、どの階層を改善すれば全ての問題の解決に繋がるかが紐解けてきます。

 

 
動作分析とは、その問題点を指摘する事ではなく、その問題を引き出している原因を探り出すことです。

 

決して、表面だけの改善にならないように気をつけましょう。

 

 

JRTA 三浦

 
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