170316_tbw撮影0076

 

フィジカルという意味の勘違い

あなたは、ランニングにはフィジカルが必要だと思いますか?
どんなスポーツにおいても「フィジカルが重要」だという事は重々承知の事実だと思います。

ここ最近のトレーニング系の話題でもよく出てくる言葉ですね。

 

フィジカルとうい意味を調べてみると、「肉体的・物理的」と出てきます。

 

 

ですので、フィジカルを強化するというのを言い換えると「肉体面を強化する」ということになります。

 

 

フィジカルが強いという使い方をすれば、それは「肉体的・パワーが強い」と一般的には言われています。
サッカーや野球、ラグビーなどの球技では、
・この試合ではフィジカルの差が顕著に表れた。
・この合宿はフィジカルトレーニングがメインだ。
・判断力はいいが、フィジカル面で劣る。

なんてセリフが言われているのを耳にした事があると思います。

 

これは、一般論的には「体格やパワーが強い方が有利だ」という意味合いがとれますが、実はこのニュアンスには大きな間違いがあります。

 

 

陸上(トラック)の世界でも近年、体格的に大型の選手が優れた成績を納めている傾向にあるのも事実です。

 

 

しかしながら、フィジカルは単に”物理的に大きい(優れている)ことが全てではない”という事を、僕らは理解しておかなければなりません。

 

 

「フィジカル=強さ・大きさ」ではない

 

まず、体格にも先天的なものと、後天的に身につけたものがあり、これらを掛け合わせたものがフィジカル(肉体)と言います。

 

 

大事なのは、この”後天的”に身につけたものにフォーカスする事です。

でなければ、生まれ持ったもので全ての能力が決定してしまいます。

 

そして、この後天的なものを分解していくと・・・
元々持った体格(物理)× 後天的に鍛えた筋力や持久力(パワーやスピード)× 後天的に鍛えた身体操作能力(センスと精度)
という、方程式が成り立ちます。
これらを全てかけ算したものがフィジカルになります。

 

体格という要素はもちろん大事だけどもあくまでも武器の1つでしかないという事です。
体格はそれほど大きくなくても活躍しているアスリートがいるという事実もありますよね。
その人達は、身体操作能力や身体を速く動かせる能力などに長けていて、

いくら体格のみがデカくても筋力や速度、精度などが低ければフィジカルが高い(強い)とは言えないという事を証明しています。

 

 

フィジカルを構成する3つの要素

そして、着目して貰いたい点は・・・
上述の方程式の後天的に鍛えた筋力や持久力(パワーやスピード)というのは、みなさんトレーニング等で鍛えるのですが、後天的に鍛えた身体操作能力(センスと精度)という要素を見落としてしまっているという事です。

 

・元々持った体格(物理)
・後天的に鍛えた筋力や持久力(パワーやスピード)
・後天的に鍛えた身体操作能力(センスと精度)
この3つの能力は、どれか一つだけズバ抜けて長けていても、機能しません。

それぞれの要素がバランスよく整った時に、初めてその能力を発揮します。
この”バランス”とういうのがパフォーマンスの最大発揮の条件となります。

 

身体が大きいけど筋力がない、筋力はあるけど持久力がない、体格も筋力もあるけど自分の身体を自在に操作できない etc
このようにパフォーマンスの最大発揮の条件のバランスが悪いと、

スポーツをするときに高いパフォーマンスは発揮できませんし、

必ず怪我や障害の誘発に繋がります。

 

 

ランニングにおいては、ランナー障害等の誘発率にも繋がってきますし、

走っても走ってもタイムが上がらないなんて要因にもなってきます。

 

 

ですので、単にフィジカルという言葉からイメージする量的な強化ばかりでなく、

その質(身体の本質的能力)を強化する身体操作・精度の重要性も理解しておく必要があるのです。

 

 

"スポーツトレーナー"が着目すべきフィジカルとは?

 

JRTAではこの質の部分のフィジカルを強化する為のトレーニングを数多く提供しています。

 

JRTAの受講者の方は、ご自身の身を以て身体の変化や能力の向上を体感していると思います。

 

 

そして、これは僕の個人的な見解かもしれませんが、スポーツトレーナーだからこそ、このようなトレーニングの提供や指導が必要なんじゃないかなとも思っています。
それは、お客さんのパフォーマンスアップを考える上で、トレーニング・コンディショニング・怪我の予防・怪我からの復帰を一連の流れとして同じベクトルの上で捉える必要があるからです。
それに、単に身体を大きくしたりパワーを増やすだけのトレーニングだったら、近所のジムインストラクターでも十分できますからね。

 

 

僕らの仕事は、人間の身体や能力を本質的な部分から強化・変化させてあげることが役割だと思っています。

 

 

あなたも是非、お客さんの本質的な部分を強化・改善してあげられる存在になって下さい。

 
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

JRTA 三浦

 

 

 

 講習会日程はこちら