1513202_848537121883135_586803269950484365_n

 

 

トレーナーという仕事の中で、重要度の高いものの一つに

「動作分析能力」があります。

 

 

ランニングにおいては、”フォームチェック” または

“フォームの改善” がそれに当たります。

 

 

 

前回の記事に書いた、ランナー障害の予防は勿論のこと、

 

推進力を上げる為に、「腕を振る」

体幹や重心位置を意識して、「姿勢を正す」

スライドやピッチを取る為に、「足の運びを変える」

などが、一般的に指導されている事だと思います。

 

 

これは、間違っていませんし “理論的には” 正しいです。

ただ、指導するにあたり注意しなければいけない点がいくつかあります。

 

 

例えば、これをマニュアルの様に形式的に当てはめてしまうと・・・

 

 

イメージして頂くと分かり易いですが、世界のトップランナーは

みんな同じランニングフォームでしょうか?

 

 

もちろん、基礎的なベースはありますが、人それぞれ違います。

 

 

 

それは、身長や体重、筋肉や骨格の長さ、質、量、機能レベルなどが全員違うからです。

 

 

 

機械的にランニングフォームを修正、強要してしまうと、

意識的にも窮屈になってしまい、筋肉が萎縮しパフォーマンスを発揮できなくなる

可能性も出てきてしまいます。

 

例えるなら、「腕をもっと振りなさい!」と言われ、一生懸命腕を振る。

フルマラソンに出て、数時間ずっと頑張って腕を振り続ける事ができるでしょうか?

むしろ余分な体力を消耗してしまうと思います。

 

他にも、野球選手やゴルフ選手などが、フォームを修正・改良してパフォーマンスを崩し

スランプに陥るという話と、同じ感覚です。

 

 

 

上述の様に、「腕を振る」「姿勢を正す」「足の運びを変える」には、

では、”何故それが現状出来ていないか?” という

動作分析からして行かなければなりません。

 

 

この視点は、理学療法士やリハビリトレーナー、整体師などにとっては

当たり前の考え方かもしれませんが、現実問題は現場でそれができている

トレーナーは少ないと感じます。

 

 

“身体機能的”に、正しい「腕の振り方」「姿勢の摂り方」「足の運び方」を

意識レベルで指導できれば、ランニングフォームなんて、百人百様でOKだと思います。

極論、人によっては端から見て明らかにフォームが崩れていても結果が伴えば問題ないとも

考えられます。

 

 

 

 

ですので、この “より高パフォーマンスを生み出す身体機能” を理解・熟知・指導できる

かどうかが、トレーナーとして大切なポイントだと思っています。

 

 

トレーナーの仕事は結果を出す事であり、教科書通りや一般常識にとらわれず、

問題解決できる方法を選択する能力が必要とされる場面も、多々あることを

念頭に置いておいた方が良いかと思います。

 

 

 

 

JRTA代表 三浦直樹

 

 

 

 

★現在募集中の認定資格セミナー日程はコチラ
http://www.runningtrainer.jp/news/info/530.html